シロ イン アカ




「行ってらっしゃい」

 

いつもなら

聞こえるはずの母の声。

 

テーブルの上にポツンと置かれた

さみしげな弁当箱を手に取り、

重たい玄関の扉をあける。

 

「行ってきます・・・・」

 

わかっている。

悪いのは自分だ。

怒らせた自分が悪い。。。

 

そんなことを思いながら

鉛色の空の中

学校へ向かう。

 

 

ふ〜

やっと午前の授業が終わった。

昼か・・・

もっとも憂鬱な時間。

 

少し湿った弁当包みの中から

昔ながらのアルミでできた弁当箱が

顔を出す。

 

ウルトラマンって・・・

 

すでに始まっている

母からの嫌がらせ。

 

どうせこんなもんじゃないだろ・・・

 

恐る恐る蓋を開ける。

 

なるほど。

こうきたか・・・

 

 

 

 

「日の丸弁当」

 

いや、ただの日の丸じゃない。

 

 

逆だ逆。

 

弁当箱いっぱいに

敷き詰められた

梅干し

梅干し

梅干し・・・

真ん中にちょこんと置かれた

白いごはん。

 

逆だ逆。

逆日の丸弁当。

 

はぁ〜

こりゃ相当怒ってるな。

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