久しぶりに北辰の解説記事を書いてみようと思います。
数学が苦手な子もそうでない子も全員に正解してもらいたい
大問1の解説です。
(1)文字式の計算
サービス問題なので絶対落とすことのないよう。
(2)正負の計算
掛け算を先に計算する。ここもサービス問題。
(3)文字式の乗除
3つ以上ある時は1つずつではなく一気に計算をしたほうがミスが減る。
(4)代入問題
累乗の計算。「2」を括弧の外にすることを間違えずに!
(5)因数分解
第2回から中3の内容が登場。いたってシンプルな因数分解。基礎レベルなのでミスのないよう。
(6)連立方程式
北辰の連立は簡単なのしか出ない。小数・分数は出てこないので、計算ミスは絶対NG。
(7)反比例
文字が出てくると急にできなくなる!という生徒は、xとyをとりあえずリアルな数字に置き換えて考えてみる。
1200mlのジュースを6人で分けたら1人分は???
1200÷6=200ml
これができれば、あとは同じことを文字でやる。
※ 解答を参照
(8)扇形の面積
まずは図を描く。これは徹底してほしい。あとは公式に数字を当てはめて正解を出す。
半径が1桁の数字だとすぐに掛け算をする癖がある生徒が多いが、けっしてそれをしないこと。あとで約分をする際に面倒になる。
数字は小さいままのほうが約分がしやすい(見つけやすい)
[box class=”yellow_box” title=”公式が覚えられない生徒へ”]新しい公式だと思わないこと。もともとは「円」だということを意識する。円の面積公式さえわかれば、最後に中心角をかけるだけなので簡単になる(覚えられる)はず。[/box]
(9)メジアン
中央値を答える問題。今回は「中央値」という日本語があるからわかりやすいが、「メジアン」だけでも理解できるようにしておく。
小さい順に数字を並べて真ん中の数字が中央値である。
データが全部で15個あるので、2で割ると7.5。つまり8番目の数字が中央値とわかる。
表を上からみていって、8番目の数字があるのは21度から24度の間。
(10)角度
平行な線が書いてある時点で、同位角、錯覚を思い浮かべる。
今回は錯覚を利用。
あとは「スリッパの法則」を使って、80ー30=50度と判明。
詳しくは解説の図を参照。
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