イベント 2019年3月9日 正負の数で最初の方に躓きやすい「ー5個多い」という表現。
小6生、中1生に「正負の数」を教えていて割と最初のほうで躓いてしまうものがあります。
それがこれ。
「ー5個多い」
みんな最初は「ん???」となります。
まぁそうですよね。
「マイナス」も出てきたばかりだし、どういうこと?となるのも納得です。
一体これはどういった意味なのでしょうか。
「5個少ない」これと同じ意味。解答にはこう書いてあります。
「ー5個多い」=「5個少ない」
ここでさらに生徒は「???」となります(;・∀・)
まず最初に理解してもらいたいことは
「多い」の反対が「少ない」で
「+」の反対が「ー」であることです。
[voice icon=”https://kotaro-fujimino.com/wp-content/uploads/2018/03/S__45268996.jpg” name=”生徒” type=”l”]いやいや、それくらいわかってますよ〜さすがに。。。[/voice]
「5個多い」の反対は「5個少ない」
実際には書かないことが多いけど数字の前に「+」をつけても
「+5個多い」反対はもちろん「+5個少ない」
結局同じことが言えます。
「多い」を反対の言葉にすることで、当たり前ですが反対の意味になります。
ということは
「+5個多い」の「+」を反対の「ー」に変えても同じことが成立するはずです。
「+5個多い」の反対は「ー5個多い」
「多い」という言葉ではなく「+」を反対にしたバージョンですね。
つまり
「+5個多い」の反対は
「+5個少ない」と「ー5個多い」の2種類あることがわかります。
気づきましたか?
「+5個少ない」と「ー5個多い」は同じ意味だということに。
このことから
「符号も言葉も反対にすると同じ意味になる」ということがわかったと思います。
正負の数の「減法」
(+5)ー(ー3)のような計算で
(+5)+(+3)と変えて計算理由もこれと同じです。
「マイナスの数を引く」=「プラスの数を足す」
ですから。