イベント 2018年11月2日 北辰の関数問題解説。
昨日に引き続き過去問解説です。
大問3の関数問題。
(1)は簡単で(2)は難しいといった印象がありますが
今回の問題はそこまでではないですね。
では早速解説を。
① わかっている情報を図に書き込む。(赤字)
② 座標Pを(0, t)とおく。
座標がわからない場合は文字(xやyでなければなんでもいい)で置く癖をつけてください。
y軸上の点なのでxは0です。
③ 補助線を引く(青字)
A、Bそれぞれの点からy軸に向かってx軸に平行な線を引きます。
台形を作って、2つの三角形の面積を引いたら14になるという方程式を作るためです。
これに気づくことができるかがポイントです。
④ 台形の面積ー(緑の三角形+赤の三角形)=14という方程式を作る。
⑤ 答えが出る。
こんな流れです。
台形の面積は
(4+1)×15÷2で75/2
緑三角は
4×(16-t)÷2で32-2t
赤三角は
1×(t-1)÷2で1/2t-1/2
75/2-(32-2t+1/2t-1/2)=14
t=16/3
よって座標Pは
(0, 16/3)
となります。
割と取りやすい問題です。
ちなみに(1)は
0≦y≦9
です。
4≦y≦9
とやらないように注意してください。