11月4日は第6回目の北辰テスト。
言われなくても
自主的に過去問を解くようになった生徒が
増えたのは
なんともうれしい限りですね。
さてさて、何人かの生徒から同じ問題に対する質問を
もらったので
ひさしぶりに過去問解説をやってみようと思います。
数学の大問4番です。
(1)合同の証明
本当に何度も何度も言っていますが、「わかっていることを図に書き込む」
これ大事です。
図が平行四辺形であることと、仮定からここまで図に書き込むことができます。
△DCAを見る限り、どうやら「2辺とその間の角」が使えそうとわかります。
となればあとは辺AEが辺DAと等しいことが証明できればいいわけです。
ここでこの図が「平行四辺形」であることに着目してください。
平行といえば、「相似」「錯覚」
この辺のワードがすぐ浮かぶようになるといいですね。
今回は錯覚です。
∠BAEと∠AEDは錯覚で等しい。
→ △ADEは二等辺とわかる。
→ ADとAEは等しい。
これで合同は証明完了です。
(2)角度を出す問題
(1)で合同を証明したので必ずこの知識を使います。
△AEDは二等辺三角形なので底角はそれぞれ65度。
錯覚は等しいので∠BAEも65度。
∠BACが40度なので∠CAEは25度。
50度+25度=75度。
答えは75度です。
詳しくは下記の図を参考にしてください。